BRAHMAN 『超克』
夫です
今日は弁当箱をチンしてフタを曲げてしまい、嫁の機嫌を損ねてしまったので
最近買ったCDのこととかを書きます
・BRAHMAN『超克』を聞きました
まず、僕は控えめに言ってブラフマンのファンです
もう10年以上前から好きです
彼らの音源発表のペースはオリンピックくらいのペースなので、
10年といってもその間にアルバムは3枚位しか出てないけども
で、今作
イマイチだと思いました
前作『ANTINOMY(2008.02)』も正直ぴんときてませんでした
でも楽曲のレベルが低いとかでは絶対無くて、多分大人になったからだと思います
自分もブラフマンのひとたちも
・何が気に入らないって
上述したけど、『大人』っぽさを感じることだ
まあおっさんだからね。38?9?
大人っぽさというか、器用さというか
震災の時にどんな活動したとか、それをきっかけにライブでMCをするようになったとか、いろんな物語をきちっと背後に固めてパッケージされた「作品」になっていることが鼻につく
今思うとこの人達はセルフブランディングの鬼だ
そしてそれを自分も大人になって穿った見方をしてしまう
全体の印象としては、
・ミキシングがいい 一緒に買ったハスキンの新作と比較しても音の迫力が段違いだった(これは好みもありますが)
・完全日本語詩 カバーの曲を除いて。難しい単語が多いので「日本語詩になったおかげでメッセージがストレートに伝わる」とかは無いです(アルバム名もなんて読むかわからん)
・トシロウ(VO)以外のメンバーのコーラスが増えた よく叫んでる。日本語詩を
・ハッピーな印象の曲が多い 何でだろう。叫ぶのに。最後M13(かっこいい)とかトシロウが笑いながら歌ってるのが想像できた
一曲一曲はそこらのメロコアと呼ばれるバンドのものよりやっぱかっこいい
・いろんな特典が
AIRJAM201のLIVEDVDに加え、タワーレコードで買ったら2012年LIVEのMCダイジェストがまとめられたCDがついてきた
で、それがイタい。あなもんLIVEの雰囲気で体験するからぐっとくるんであってヘッドホンや自分の部屋で聞いてもこっぱずかしいよ
DVDには音源M1『初期衝動』とM8『警醒』のPVも
で、それがダサい。血しぶきに墨汁で 初 期 衝 動
水戸出身 ヤンキー 初期衝動
否定的なことばかりだったけど、
短パンにバンダナをダサく頭に巻いて足を折って松葉杖で出てきて、
自分の指先凝視しながら歌い、凝視しすぎて寄り目になっちゃったり
ノンストップでマイクスタンドをぐにゃんと曲げるような動きをするトシロウをまた見たいだけなんだ
- アーティスト: BRAHMAN
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 2013/02/20
- メディア: CD
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