アメイジング スパイダーマン2を見た
夫です。
給料が出たので
・CD 2枚
・カーディガン
・アディダスのスニーカー
を買って、更にアイマックスで映画を見た。
お小遣い制である俺の5月度はもう終わりだ。
朝露を舐め、新芽を食み、花の蜜を吸って生きよう。
晴れれば耕し、雨には本を読もう。
太陽を尊み、月に祈ろう。
この動画の字幕、微妙に本編と内容が違うような気がする。
Twitterの貴重なフォロワーか、知り合いが見るかしらというくらいの弱小ブログ、ネタバレとか気にしません。
スパイダーマン、自分が思うには
蜘蛛に噛まれスーパーパワーを身につけたピーターが、
"グエン(恋人)の彼氏として普通に過ごす青年"と
"大小関わらず危険から街を守るスパイダーマン"
の二面性の間で「どちらが本当の自分の道か」と迷い、敵を倒しながら両方の自分を咀嚼して成長していく
という軸を基本に、各回で敵のバリエーションやグエンとのラブ要素の変化で味付けを変えていくという構造だ。
・エレクトロ:今回のメイン。電気技師マックス(ジェイミー フォックス)が電気うなぎの水槽に落っこちて変身
・グリーンゴブリン:今回はちょっとだけ。次回以降の悪の親玉。幼馴染のハリー(デイン デハーン)がごたごたの末変身
・ライノ:雑魚。咬ませ犬。冒頭に出てくる小悪党がゴツい鎧を付ける)
こう見ると原作とは印象が違う
ここからは今回印象深かったことを雑に並べていきます
・エレクトロについて
ジェイミー フォックスさんが最高!
アカデミー賞俳優でもある彼が、「承認欲求が異常に強いイケてないおっさん」→「空も飛ぶわ消えるわ電気飛ばすわでスゴいヴィラン」へと変身、その描き方が良くて敵ながら応援したくなる。虐げてたやつらを見返してやる感が小気味いい。
この映画で「最高!」と思ったシーンが幾つかあるのだが、一つが彼の変身シーン。変身シーンはこの手の映画では見せ場の一つだけど、完全に余計なワンカットがある。
マックスのスゴいすきっ歯が治るのだ。電気の力で。
ここでマックスさんの御尊顔を確認しましょう。
BEFORE
AFTER
なんと言うことでしょう。
タイミングのいいことに、最近その隙間からうどんを啜れた友人が、「すきっ歯を治した!」とFBで写真をUPしており、アイデンティティについて考えさせられていたところだった。
このワンカットのためだけにでも、あずにはこの映画を見て欲しい。
・グエンが死んじゃった
途中で思ってた。
ピーター、マックス、ハリー、育ての親のおばさん、それぞれ問題を抱えてて、悲しいバックストーリーがある。グエンだけが(お父さんは死んじゃったけど)前途洋々、順風満帆だなあと。オックスフォードへの留学も決まって。
そしたら、死んじゃった。
「グエンの彼氏」と「スパイダーマン」で揺れてたピーターが「君についていく」と、俺の人生は君とともに居ることだ、と宣言した十数分後に。
前のシリーズのMJと違って可愛いヒロインだったし、今シリーズ唯一のおラブ要素だった。
殺す必要がどこにあるのかわからない。
彼女が死ぬことで生じるストーリー上のメリットが見当たらない。
次もあるっぽいけど、ピーターは孤高のヒーローになるしか無いじゃないか。だって彼の物語は「グエンの彼氏」としてか「スパイダーマン」しかないのだから。
でもお陰で次が気になって仕方ない。
・復活