2014後半 トリプルファイヤー・tofubeats藤井隆・cero 他
夫です。
明けましておめでとうございます。
最近は何だか心に余裕が無く、たくさんイベントに行ったりのにいまいち記録する気にならなかった。これも2014年に書こうと思っていたのに。テンツ。音楽インポテンツ。
・トリプルファイヤー、王舟 他『TAMBURO』に行った
9/22(月)@札幌Sound lab mole 18:30
下記の5バンドが出演のイベント。
・あばばずれ
・YOU SAID SOMETHING
・王舟-BAND SET-
・Olololop+MCしりアス+YΛNΘ
・トリプルファイヤー
月曜だったので仕事を切り上げて会場に入った時にはYOU SAID SOMETHINGの終盤だった。YOU SAIDの猫の歌が好きなんだけど聴けなくて残念。
嫁と合流してスキルアップTシャツを購入。
かわいい。
トリプルファイヤーと一緒に東京からの王舟が3組目。ソロの音源を試聴した限りだとシンガーソングライター然とした感じがあまり好みでなかったけれど、BAND SETということで楽しみだった。
案の定すごく力強い音になっていてめちゃくちゃかっこよかった。ギターとバンジョーを弾いていた潮田雄一(QUATTORO)さんが凄腕。
王舟さんの目が細い
トリのトリプルファイヤーの時にはボーカル吉田の一挙手一投足を見逃すまいと最前列に陣取った。
目の前に現れた吉田は今までに見たことのない類の存在感を放ちながら、うつろな目で自分の前方100㎝あたりに焦点を合わせたり合わせなかったりしていた。そんな様子を見ているとどんどんこちらも不安になっていった。
リズム隊はしっかり身体を揺らしてくるし、gt鳥居さんの絶妙に狂ったフレーズのループも中毒性がある。
音源だとその歌詞のオリジナリティに注目してしまうけれど、LIVEでの吉田はその一つ上の次元の存在感だった。MCでの一言一言の”間”の緊張感たるや、こちらにワキ汗がにじみそうだった。曲をやってる間の方が安心して見ていられる。
MCでの吉田の言葉にリズム隊の二人がこらえ切れずに隠れて笑うのが反則的に面白かった。gtの鳥居さんは絶対に笑わない。
そんな吉田さん、1/2に地上波に登場。あるあるネタの大喜利番組で颯爽とトップをかっさらっていった。 6分半くらいから
liveのmcより3倍くらいしゃべっている
・tofubeats&藤井隆『ディスコの神様~tofubeats“First Album”release tour~』に行った。
10/11(土)@札幌Sound lab mole 23:00〜
酩酊のため記憶が曖昧。
札幌から沖縄に移住をキめた友人の送別会で、しこたま飲んでから1:00時頃にmoleへ向かった。
一緒に夜遊びする友人がほとんど居ないので夜中のイベントは8歳離れた弟と行くことが多い。
初めの店でスパークリングワインをかぱかぱと飲み、二軒目では焼き鳥屋で酒と水しか頼まないというロックな振る舞い、三軒目では兄弟揃って主にゲボを吐いていた。
お目当てのtofubeatsまでにmoleに入れただけでも上出来。
入ったときにはMichelle Sorry a.k.a ミッツィー申し訳氏が80年代setということでファンクやディスコをかけていた。すごく好みな感じで、just the two of usかなんかでフレーズを叫んだ気がする。
次にtofubeatsが。ほとんど記憶が無い。藤井隆が出てきてディスコの神様をやったときにはやはりめちゃくちゃに盛り上がった。
もみくちゃになって少し酔いが醒めてきたところで、店に入ってすぐはぐれてしまった弟が気になったので小一時間うろうろと店内を探し、あきらめてタクシーで一人帰宅した。今思えばなんて冷たい兄だろう。
弟はトイレで酔いつぶれてiPhoneを水没、目が覚めて駅へ向かって始発を待つうちにまた寝てしまったとのこと。最近の若者には珍しくなかなか骨のある酔っぱらいだ。最低。
・cero『Contemporary Sapporo Cruise』に行った。
11/14(金)@札幌cube garden 18:30〜
RSR2013ぶりのcero、シングル”yellow magus”以降の新しいバンド編成では札幌で初めてのlive。
がっちり心をつかまれてしまった名盤My Lost Cityからギアチェンジをしたyellow magusに少し違和感を感じていて、どんなliveなのかと期待に不安のような感情が混じっていた。もちろん杞憂だった。
新曲はもちろん、既存曲も途中まで気がつかないくらい新鮮なアレンジだったり、新編成の音の厚みだったりすべてが瑞々しいステージ。
このイベントの一月後に出たシングル”orphans”の3曲の他にも4つくらいの新曲を含む20曲弱、上に書いた変化なんて鼻くそみたいな進化だった。
陳腐な言い方だけれどceroはもう進化が止まらない感じなんじゃないだろうか。メンバー個々の変化、進化や音楽的におもしろいアイデア溢れて止まらないんじゃないだろうか。
もう好きにやってくれ、今後どんな変化球があっても「今はこんな感じなのか」くらいに思っておこう。「なんか変わっちゃった」なんて疑ってごめん、信用してます。liveは必ず見に行きます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
・cro-magnon『"V"Release Tour』に行った。
11/23(日)@札幌precious hall 22:00〜
札幌は年に一度のcro-magnon。フルアルバム”V”のツアーで道内各所を回っていた。
「風が強く雪も舞うクソ寒い夜中になんで男二人で肩をすぼませてクラブに行くんだ・・・」という気持ちを振り切るようにまた弟とビールを飲んでから向かった。
札幌市中央区南2東1のビアバー ノースアイランドさん。
ここでしか飲めない道産のビールが揃ったお店。めちゃくちゃ美味かった。
この日はprovoという札幌のカフェバーの11周年パーティーも兼ねていて、0:00くらいにprecious hallにつくと、ものすごく混んでいて且つオシャレな人ばかりだった。
cro-magnonは3:00くらいからだった気がする。
短くカットした既存曲のミックスをイントロがわりにスタート、いちいちかっこいい。
新譜はあまりしっくりきてなかったので聞き込んでおらず、わからない曲もあったがこの手のジャムバンドはそれでも十分楽しめた。
以前のliveではgt/baのkosugaさんがダブルネックを使っていたのだが、今回はまたギターとベースを持ち替えるスタイルに戻っていたのが印象的だった。やっぱり使いにくかったのかな。
にしてもprecious hall、初めて行ったのだけれどすごくいいクラブだった。
・鎮座dopennes他『exrail』に行った。
11/28(金)@札幌duce 21:00〜
控えめに言って僕は鎮座dopennesのファンだ。昔からliveを見たかったのだけれどなかなかかなわずにいたのだが、ついに札幌にきてくれた。
いつも通り箱に向かう前に多少酒をと、官僚候補みたいなエリート酔っぱらいとサシで飲み、なんやかんやでワインを1本半くらいを胃に入れてしまった。結果、liveはほとんど記憶に無い。
この日の鎮座dopenessは
・CHAN-MIKA
・mabanua
と、札幌でこのメンバーが揃うのは二度と無いようなセットだったのに、liveはほとんど記憶に無い。トイレで吐いた記憶はある。
2014年、たくさん遊んできた。とても楽しかったけれど、儚い記憶も多い。
2015年はついに30歳になる。父親にもなる。ゲボを吐かない楽しみ方を身につけたい。
- アーティスト: 鎮座DOPENESS&DOPING BAND
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