HUSKING BEE『AMU』を聴いた
夫です。
RSR2014のタイムテーブルが発表された。
個人的には平和な回になった。
ユニコーンとスチャダラパー、スカパラとpillowsとHUSKINGBEEが被ったのが少し残念だ。
・HUSKING BEE『AMU』を聴いた
声がきれいなドンドン(Gt/Vo)のルックスは結構汚い。
発売(2014/4/30)と同時に購入して、感想を書こう書こうと思っていて夏になってしまった。
要は、ちょっとイマイチで筆が進まなかった。
リード曲m2『1Minute』
普通に良い曲だと思う。
けれど耳に残らないというか、「あそこのフレーズがかっこいい」みたいな鋭さが無い。
ずっと聴いても飽きないようなスルメ感のある曲が揃っていると思うし、インタビューをちらっと読むとそこを目指して曲を作っているというようなことも言っていた。
そんな中でもm4『A Subtle Touch』やm10『Once So Close』ではドンドンの王子ボイスを軸にハスキンらしいコーラスワークがかっこよかったり、後半にブレイクもあってLIVEではしっかりモッシュになる感もある。
思えば、ハスキンは2013年にも春にアルバムを出している。
毎年春に彼らの新譜が聴けるなんて幸せなことだけれど、元々そんなペースでフルアルバムを出すバンドでは無いはず・・・いっそん、子供ができて一生懸命働いてるんだな。
そして特に良かったのがラストm13の『大きなボートと小さなヨット』。
アコギとハープといっそんの少しかすれのある声で歌うのが本当に沁みる。
昔からアコースティック寄りの曲がアルバムに1曲は入っていたが、その良さが沁みるトシにおれもなったということか。
曲の最後、つまりアルバムの最後にあたる歌詞
「君の未来を そっと開いて 月に惹かれて 厳しさを学べ
愛する人を 胸に抱いて 空を見上げて 儚さを映せ
大きなボート 小さなヨット 海に浮かべて 優しさを辿れ
大きなボート 小さなヨット 心 配って 灯りを辿れ」
これがほんとに力強く響くし、もう少しで2才になる娘さんが何才になっても色んなメッセージを受け取れる、最高の曲だと思う。
音源がネットに無いのが残念。申し訳程度にitunesの試聴を