トリプルファイヤー『スキルアップ』を聴いている
夫です。
嫁がなかなかブログを書かない。
最近聴いている音楽について雑に書きます。
トリプルファイヤー『スキルアップ』
トリプルファイヤーは2006年?に結成、2010年に現在の4人体制になったまだ若い人たちだ。
はじめは奇をてらったようなことを歌って、サブカルが尻尾を振ってもてはやすタイプのバンドかと思っていた。違った。
前作『エキサイティングフラッシュ』からほぼ二年を経ての『スキルアップ』。
劇的なスキルアップをしての音源発売なのかはよくわからない。
というか全体的によくわからない。
バンドの音については、音数を押さえた、ミニマルというのかソリッドというのか。音数が少ない分ベースが目立って格好いい。上手いのかどうかはよくはからない。
歌詞がやばい。前作から冴え渡っていたが、今回もまた耳に強烈に響く。
「ちゃんとしないと死ぬ」(m2『ちゃんとしないと死ぬ』)
「指導力のある上司や充実した設備のお陰で確実にスキルも付き
ここまで大きな現場を任されるようになりました
ありがとうございます」(m3『スキルアップ』)
「エクスペリエンスが人を作り
人がエクスペリエンスを作る」(m4『Jimi Hendrix Experience』)
「それぞれのブラッドピットに
独自の特色があるから
簡単に優劣をつけることはできない」(m9『ブラッドピット』)
出る言葉の一つ一つに新鮮な驚きがある。発想のジャンプ力が桁違い。
飾りけのないメロディ、というか歌っていない。ポエトリーリーディングに近いのかもしれない。
サウンドがシュールな分、歌詞が耳に入ってくる。「次はどんなことを言うの!?もっと吉田の言葉頂戴!」間違いなく聴覚的な快感、ロックシャブだ。
LIVE見たいなー、ライジングサンに来ないかな。
でも北海道の広い空の下より、やっぱり下北沢とかの狭いライブハウスで見たいな。
この曲が一番好きだ。